今日は
父の命日です。
2001年7月5日71歳でした。
今年の5月には13回忌の法要をしました。
ワタシは小さい頃は
とても父に似ていて
太い眉や目もとや
そして
後ろをあまり振り返らない
前向き傾向にある性格も
父似なところです。
年とともに
どんどん母にそっくりになってきていますが・・・。
父は一般的な銀行員の堅いイメージとは違って
とても楽しい人でした。
休みの日には
銀行のお兄さんお姉さん達と
海水浴やドライブに連れて行ってもらいました。
時々家に招いて
オールナイトで麻雀をしていたりもしました。
お正月にはたくさんの同僚や部下たちが
家に訪ねてきて大宴会・・・ということが多かったな。
いつもたくさんの人達に囲まれていて
どうやら銀行では『親分』と呼ばれていたようです。
50代で脳梗塞で倒れ
一時は意識もはっきりせず
二度と歩いたりできないかと思われていたけれど
前向きな性格がものを言い
そして若いときからスポーツマンだったことも幸いし
杖をついて歩けるようになりました。
倒れる前はゴルフの腕前はシングルだったこともあって
毎年父の日にゴルフの打ちっぱなしに行くのを恒例にして
そんな時は
杖をついて片手で打ってるのに
運動音痴のワタシの何倍も飛ばしていました(笑)
言葉も最初は何を言っているかわからなかったくらい
どもってしまっていたけれど
恥ずかしがることなく
人を会うことを喜び
どんどん話せるようになりました。
出かけることが大好きだった父のために
母は50歳を過ぎてから
車の運転免許をとり
毎日スーパーへお買物へ行くというのが
父にとって大きな楽しみとなりました。
父親は娘を溺愛するという話しを
よく聞きますが
父にとって
いつでも永遠に一番は母でした。
生涯母は父にとってこの世で一番美しい女性でした。
そんな父と母は
ワタシにとっての夫婦のカタチの見本です。